
昨今、贅沢以外の幸せに目を向ける人が増えています。
かつてはお金持ちになって高級ブランドを手に入れるといったような、経済的な成功が1つの成功の形とされていました。しかし、賃金が上がらず手取りが増えないという世の中になり、そういった幸せを手にするのが中々難しくなってしまいました。そんな中、贅沢をしない若者が増えていると言われており、身の回りの日常の幸せを大事にしようとする人は多いようです。こういった若者の思考というのは、時代がそうさせているというのはある反面、中高年層の方々からすれば、向上心がないとか、活力を感じないという風に見えてしまうかもしれません。
幸せの感じ方というのは私個人的に大きく2パターンあると思っています。1つが贅沢によって得られる幸せです。イメージとして、お金持ちになって家とか車買うみたいな感じです。もう1つが日常の幸せを感じるという方法です。お金がかからない趣味を見つけるだとか、ご飯食べる時に幸せを感じるとか、所謂「足るを知る」というものです。
で、昨今の不景気の中で、この小さな幸せを感じるスキルというのは1つ大事なんじゃないかと感じています。なぜなら、不景気の世の中で足りないもの探しというか、不幸せな要素ばかりに目を向けていると、中々幸せを感じられずにしんどい思いをするからです。なので、こういったいろんなことに幸せを感じようとする人の方が幸福を感じやすいというのはあると思います。
で、少し話がそれるのですが、贅沢しない人が増えている理由として、景気が悪くて中々そういうのが得られないというものあるのですが、もう1つ理由を挙げるならば、お金をかけずに楽しめることが増えたというのがあります。
これは私の体験談で、私が社会人になったばかりの頃、周りでは、お酒が好きでよくバーに行くだとか、服が好きでそれにお金かけてるとかで、趣味にお金をかける人も多かったです。一方の私は、ゲームとかYouTubeが好きだったので、あまりお金をかけなくても楽しく過ごす事ができてました。で、私の体感上、お金かかる趣味に手を出している人ほど、お金がないと口にすることが多いです。しかし、さっき言ったように、昨今お金をかけなくても楽しめることも沢山あるので、そういった趣味を見つけるのも、ある意味今を生きる1つのセンスではないかと思います。
ここから、お金に対する考え方として、私のおすすめの思考方法をお伝えするのですが、私個人的には、さっき言ったお金に対する貪欲さと、小さな幸せを感じるという価値観を両方持っておくのがいいと思っています。昨今の不景気も相まって、出世したり金持ちになったりするというのは難しいことではあります。なので、うまくいかない時にも幸せを感じられるように、日常の幸せを味わうのは大事だと言えます。
で、ここで出世欲をとか成功願望を捨ててしまう人が結構多くいて、これが「出世を望まない若者」とか「悟ってる」みたいな現象に繋がっていくわけです。しかし大事なのは、小さな幸せを感じながらも、あくまで成功願望を捨てずにいるという感覚です。私自身、こういう感覚をもつようになってから、日常的な幸せも感じられて、かつ将来的な目標もあって、幸福度が以前より上がった感覚があります。
世の中を見渡すと、このお金の幸せと日常の幸せのトレードオフが起きているのが見受けられます。つまり、出世してる人とかお金持ちの人とかが、出世とか以外に目を向けている人に対して、「そういうのは言い訳だ」みたいに言っていたり。一方で、出世以外に目を向けている人も、「金がすべてじゃないから」という感じで、出世とかも諦めて決め込んでるという感じになっているという感覚があります。このように、両方の価値観のトレードオフが起きているというか、どっちかじゃないといけないみたいに思っている人が多いですが、さっき言ったように、成功願望と足るを知るの両方を持っておくのが大事なのではないかと思います。